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吉 相 |
悪 相 |
墓の地形 |
正しい四角及び長方形 |
- 東北が欠ける場合は夫婦が別れるか、身障者、変死、火難あり
- 西北が欠けると子供の早死、身障者、変死あり
- 西南が欠ければ後家、身障者、変死、火難生ず
- 東南欠けるときは夫婦揃わず
- 高い墓は金銭上凶
- 墓の周囲に塀があれば世間体を憚るような秘密を生ず
- 山頂の墓は財産が殖えない
- 井戸近くの墓は凶
- 西傾すれば夫婦の片方が病弱か短命か火難
- 北傾すれば子供に凶
- 墓地の外から水が流入していると病人を生ず
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向き方 |
西向きは、女の長命
北向きは、男の長命 |
- 西南向きは、怪我、変死、後家、火難生じる
- 西北向きは、病弱、変死、火難あり
- 東北向きは、変死、怪我、火難、夫婦別居の相です
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樹木と地面 |
樹木のない所
赤の粘土系 |
- 木の影の墓は病人が絶えない
- 墓地内に木が生えて太くなると次第に財産が減り、病人が出る
- コンクリートを全面に敷けば、男子が早死にする
- 砂利や小石は子供が病弱
- 板石敷は財産上凶
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台 石 |
竿石以外の上下二段
猫足、膳足は養子 |
- 三段石
- 猫足、膳足は長男が相続
- 台石二個は不動産減る
- 各石の割れ
- 自然石の台石は軽い身障者か、病人が出る
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竿 石 |
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- 細長い竿石は短命か養子
- 見上げるほど高い竿石は見下げられる家庭となる
- 自然石、河原石に文字を刻んだ竿石は絶家か、家族にでき物が絶えない
- 竿石と台石の間をセメントで固めたものは中風、神経痛生じる
- 竿石に傷のあるものは大怪我あり
- 将棋形、月形、日形、円筒形などの奇形は養子か父が早死する
- 竿石の折れや割れは怪我人が出る
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文 字 |
竿石に夫婦揃える |
- 二組以上の夫婦の名をいれれば養子
- 墓石側面の戒名は外に愛人が出来る
- 本名そのままの墓は養子 ・夫婦別々の墓は養子か夫婦同棲困難
- 「何々家之墓」「先祖代々之墓」「倶会一処」「何々家奥城」などは孫の代に養子となる
- 夫婦の戒名が妻が向かって右に、夫が左にあれば女天下
- 戒名を削って新たに書き替えると長患い、または狂死する
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建立の順位 |
先祖から順々(死順にあらず)に向かって右端から左へ建てる |
- 墓地の右端に女名の石塔があれば女は強情になる
- 子供の石塔が親の石塔より向かって右にあると親不孝な子となる
- 先祖より二倍以上大きい石塔を建てると家運傾く
- 墓地の中央正面から建て始めると二年以内に葬式を出す
- 順位を無視した乱暴な建立は家庭内を複雑にする
- 二組以上の夫婦の名を入れれば養子
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墓石の質 |
白の花崗岩 |
- 青色石は病人続く
- 黒色石は大問題を起こすか火難生
- 赤色は病弱
- 自然石は血統絶える
- 小さい河原石を竿石に代用すると死人が死人を呼ぶ
- 大理石は怪我の恐れがある
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木標と土葬 |
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- 土葬の木標の前に茶碗、小石などを置くと出費が多くなる
- 木の塔婆に本名を書いたものが五本以上ある場合は軽い身障者が出る
- 境石があって石塔一基もない木標ばかりの墓は永久に建立されない
- 骨や灰を瓶に入れて浅く埋めると主人が偏屈者となる
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本家と分家 |
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- 本家と分家が共同で一つの墓を持てば両方とも栄えない
- 他家の墓石が自家の墓地内にあると厄介者が出る
- 知人同士で共同で墓を作ると一方の財産が減る
- 本家の父母の墓を分家が建立すると分家は事業に失敗する
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住宅と墓 |
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- 墓が住宅にあると病人、身障者、急病人が出る
- 庭園の墓は病人が絶えず、身障者が生まれる
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墓の移動とその他 |
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- 石塔が傾けば金銭上の損失あり
- カロート式石塔は財産が減り養子または後家になる
- 一基も建立の余地のない墓地は転宅か、または長子が家出か死亡する
- 石塔に苔が生えるとクサの腫物が出来るか、病人が続く 勝手に石塔を移動すると急病人生ず
- 生存中に自己の墓を建てると子供が無能力者になる
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戒 名 |
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- 「了」という文字は、終了の「了」で血統が絶えるか、絶家になる運命を暗示
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