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先祖・墓は子孫の根、根の如く枝葉なる
「人生家あるとも墓なきときはその家滅び、墓あるともその建方よろしきを得ざればその家また枯れる、墓は即ち家の根であると同時に相続のものである」
…..初代会長故松崎整道師(先祖の祭祀P101)
「先祖は樹木の根なり。子孫はその枝葉なり。根を飼ひ養わずして、枝葉栄ゆる理なく、花咲き実生ずるためしなし」
…..二代目会長故初代竹谷聰進師
「お墓は先祖の”みたま”であり、位牌は遥拝所なのですから、二つはきっても切れない間柄であり、家の根となってその家の盛衰にかかわってくるのです」
…..四代目会長故二代目竹谷聰進師(徳風S47.6)
ご先祖様は、この目で直接見ることは出来ないが、私たちの元となる方です。そこで地中にあって目に見えない樹木の「根」に例えます。 先祖・墓は子孫の根であり、その子孫は枝葉です。「根の如く枝葉なる」先祖・墓の如く子孫に、家庭に影響が現れます。
○吉相の墓で家の根を養う
今日の自分が存在するのは先祖のお陰であり、吉相墓で先祖の環境を整えて、家の根を養い養分を行き渡らせてこそ「根の如く枝葉なる」 枝葉が茂り花が咲き実が成りますます。そして家の根の墓を代々相続します。
○樹木に例えると
根…見えない先祖のみたま=見えない先祖のみたまを顕現する墓
枝葉…繁栄する子孫
花→実…成果の果実
入学→卒業 結婚→子宝・etc.
研究→発明 入社→昇進・昇給
○先祖・墓は、子孫すなわち家庭の根です
ご先祖様を吉相の墓と仏壇の両輪でお祀りし供養してこそ、家庭が子孫繁栄するための土台を固めていく事となります。
吉相のお墓で凶相を避け、よく供養して根である先祖・墓が良くなってこそ、枝葉の子孫が繁栄し、また人生の成果を上げて行く事が出来ます。
○墓の無い家庭は根無し草
墓所の無い家庭は家運不定と言って子孫と財産が両立しない家庭です。
!墓所の無い家庭…財産があると子は早く死に孫が相続したり娘に養子を迎えたり、相続人である長子があっても遠方で生活したり、夫婦の片方が病弱であったりします。精神病者の出来たりします。長男が相続すると財産がなくなります。
竹中式墓相
○石塔の観方
竿石を身体、上台石を動産、下台石を不動産と観ます。また竿石の正面向って右を男性、左を女性と観ます、また竿石を男性、上台石を女性とも観ます。
各部にキズなどが発生すれば、各部に応じた問題が発生します。
また、水の上がり方(石が水を吸って、色が濃いところ)は家運の状態を表します。
御霊(みたま)の祀りは、お祀りする正面の方向が大事です。例えば神社の本殿の多くは南向きで、“天子南面”より来ていると言われています。また、その次に多いのは東向きです。東は日の出の方角です。“日の出の勢い”とは、朝日が昇る様に盛んな勢いの事です。
神棚を祀る方向も、東・南東・南向きが良いとされている事が多いです。お墓と仏壇も東・南東・南向きをお奨めします。
○墓相―墓域の凶相
山の尾根や頂の墓・・・相続人に大きな心配ごとが生じる家 。
圧高線の下の墓は・・・良い時代があっても、十年平均のじり貧になる。
樹木が帽子のように石塔の上に被ると・・・胸や腹部の病気になる。
墓地に樹木が生えると・・・木が太れば太るほど財産が減る。
樹木にかかった雨のしづくが石塔にかかると・・・胸や腹の病人があります。
自分の墓所に周囲の高地から流水が入る場合・・・東または、南から流入すると、主人が。北または、西から流入すると、妻が。短命か病弱になる。
境石を入れても、その石に 入口の無い場合・・・事業に時々行き詰まりが生じる家庭。または一定の名誉職の長続きしない家庭。
墓地に塀があるのは・・・他人が訪問 し難い家庭。大きな秘密 のある家庭 。
高い墓地(枠)は・・・損失が生じた場合、元に復することがなかなか困難です「七寸以下がよい」。。
○墓相―石塔の凶相
猫足の台石の場合・・・養子が相続すれば財が増えるが、長男の場合晩年貧乏する。
黒石竿・・・大きな秘密を蔵するか、大問題を起こすか、後指を指される家庭となるか、火難や災害が起こる。
石塔が傾いているのは・・・子孫や金銭で大きな心配事が起こっている形。
自然石の竿石は・・・養子か、血統たえるか、身体障害、または腫物に注意。
自然石の台石は・・・軽い身体障害に注意。
下台石が二枚の場合・・・不動産が減る。
上台石が二枚の場合・・・金銭が次第になくなる家になる。
台石が一枚の場合・・・不動産が増えない家。
二方面以上に花筒や水入れがあるのは・・・軽い身体障害か、金銭に大変困難する。
○根を養い枝葉が繁る
墓相では、「お墓は先祖である」と言いますが、「先祖が苦しんでいる」とか、ご先祖様の状況を言いません。
墓相の本は、「家族が病気になる」とか、「家庭が金に困る」とか、子孫が受ける障りの話ばかりですから注意が必要です。
自分たち子孫が受ける墓相の障りを聞いて建墓する場合は、ご先祖様のことを第一に考え直す方が良いのです。
吉相墓の建立を考えるに至った、墓相の障りや家庭運の話は非常に大切なのですが後に置いて下さい。お墓では、ご先祖様のことを第一に考えます。
「根の如く枝葉なる」お墓の影響を第一に受けるのは、祀られているご先祖様です。先祖と言う家の根を良くするため吉相墓を建立します。
供養と言う、お墓の第一義が大切です。德風会竹谷式吉相墓は、報恩感謝し冥福(死後の幸福)のための吉相の菩提であり、「供養の墓」を建立し、ご先祖様を第一に、手厚く祀り、正しく祭り、お墓をご先祖様として家の根を養います。
「根を養い枝葉が繁る」そして次に枝葉の子孫のこと。家庭運が非常に大切です。 子孫が絶えることは、先祖の祭祀が絶えることです。自分たちの家庭の幸福や子孫繁栄を願い、吉相の良い影響と、ご先祖様の守護と、お陰を求めます。
「吉相墓は、ご先祖様のことを第一に考えて、それから次に自分たち子孫のこと。」を、ご留意下さい。
○○吉相の菩提
「吉相墓」は、ご先祖様を第一に考え、吉相を施し手厚く祀り正しく祭ります。
吉相の地に墓所を定めることは、亡き者の安住の地であり、ご先祖様の浄土を現す聖域です。
お墓を吉方位に向けて、良い方に向き陽の日を受ける。また、大地の上に石塔を建て地の気を得る。ご先祖様が天地自然の良い気を取り入れるのです。
石塔に戒名を刻入して、手厚く祀り、霊が宿り〝お墓は先祖〟です。先祖の御身である石塔は、割れなどがなく傾かず直立して、完全である必要がある。
子孫達が正しく祭って行くことが大切です。報恩感謝に供養を勤めます。敬い作法を正して感謝の心を身に表します。お墓は祭るに厚きが吉相です。
「吉相墓」は、ご先祖様の次に枝葉の子孫達のことが大切です。「根を養い枝葉が繁る」ご先祖様に厚くして根を養ってこそ、枝葉の子孫が繁栄します。子孫が絶えるのは、先祖の祭祀が絶えることです。