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徳風会

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ご先祖様への感謝の心を形にして祭祀します

身体を父母より受けた私達は何かの方法で感謝するのは人道として当然です

先祖を供養しない宗教があります。身体を父母より受けた私達は何かの方法で感謝するのは人道として当然だと考えます。」
…..二代目会長故初代竹谷聰進師(先祖の祭祀P92)

 

「形がある時必ず心があり、それを見る人になにかを話しかけて、その心を形をとおして表現しているのである。」「先祖供養の形と心が両方とも正しくすることが大切なのです。」
…..四代目会長故二代目竹谷聰進師(徳風S47.3 S56.3)

 


故初代竹谷聰進師は「心でいかなることを考えても過悪や陰徳にならないのであります。」と言われました。ご先祖様への感謝の心を物(墓・仏壇)や、行いや、言葉を表に出して形にしなければ、それは感謝の心が無いのと同じです。
故二代目竹谷聰進師は「形を正しく作られたなら心もチャンとついていくようにしてください」といわれました。心が伴わなければ形式だけの供養になります。
ご先祖様への報恩感謝に、感謝の心を徳風会吉相墓で形にし、感謝の心で供養しましょう。

○石塔に霊名を刻入する
ご先祖様への報恩感謝に、石塔に霊名(戒名・法名)を刻入してお祀りします。石塔はご先祖様の霊が成仏する為に建てる供養塔です。戒名・法名でなければ仏門に入った形ではなく、成仏しない形です。
霊標は過去帳と同じ記録であり、ご先祖様を祀っているとは見なしません。
何々家の墓は家が死んで祀られた形で、ご先祖様の為の供養塔ではありません。

 

○父母は夫婦で代々の石塔へ
代々の石塔の向って右に夫、左に妻をお祀りし、代々夫婦が揃う相にし、よく供養し菩提を弔います。
正面上部に仏の種子を彫り、仏のもとで成仏していく相にします。三十三回忌以後、相続の状態・代替わりを判断して五輪塔に祀り上げます。ご相談にお越し下さい。
!夫婦別々の石塔…夫婦が永く同棲できない、または後家となるか良い男子が生れません。
「三十三年、稀には四十九年五十年の忌辰に、とぶらい上げまたは問いきりと称して最終の法事を営む。その日をもって人は先祖になるというのである。」 (先祖の話 民俗学者 柳田國男)

 

 

○親の墓を子が建てる相続の墓

代々、子が親に養育を感謝して報恩に石塔を建立し、供養することにより徳を相続して、ご先祖様の加護により繁栄し、さらに次の相続が求められて子孫が続く形です。
祭祀供養しなければ父母・先祖を捨てたことになり、子孫の運命が安定せず。本尊が替わる宗教替えや宗旨替えもその連続が断ち切られ、子孫の運命が安定しません。
墓地全面に石塔を建てずに、余地を空けておいて、未来(子孫)のための空間を置き子孫の繁栄を願います。
!一基も建てる余地がないと…転宅するか長男がないか、死亡する。長男が遠方へ行けば吉。

 

 

○逆死者は小さい石塔で逆位へ徳風会吉相墓(竹谷式吉相墓)
代を継がずにお亡くなりになった家族は、代々の石塔よりも小さい石塔、または観音の石塔を逆位に建てます。子供や水子は地蔵の石塔を逆位に建てます。
!子供の墓石が親の右側(上座)にあると…子供が親に反抗します。

○自然に還る(遺骨式土葬)
カロート(納骨室)を設置せず、遺骨を石塔のもと、もしくは墳墓に埋葬して、早く遺骨が土に還り自然に還るようにします。土葬所と火葬場は死体の処理場所です。
お釈迦さんは、お骨(仏舎利)を残し祀られていますが、悟りを開いた特別な方だからです。
!火葬後の骨を瓶、壷などに入れて納骨式に埋めますと…その家庭には偏屈者があります。
「肉体を立ち退く瞬間から、あの世は始まるものと思うのは当然である。もしも何かの事情があって、たとえ身の中に宿ってはおらずとも、なお少しでもその牽聯(けんれん)を断ち切れぬ限りは、完全なる霊として拝みまたは祭ることができぬという心持があったのかと思う。」 (先祖の話 民俗学者 柳田國男)

○古いご先祖様は五輪塔へ
五輪塔の軸の正面の右が上座になり、一番古いご先祖様をお祀りし、その左に順々にお祀りします。
子供などの逆死者は右面にお祀りします。

!乱雑に墓石を建立してあると…家庭内に問題がたえない、または未婚者や、後家、女天下、離婚による厄介者など。
!女名の墓石が右端(上座)にあると…後家、または女天下または女の剛情者。



○代々同じ大きさの石塔を建てる
成功者になると大きく立派な石塔を建てようとする人が多いですが自分一代で成功したと思うのは間違いです、数々のご先祖様の徳により今日の成功を見たのです。

ご先祖様に感謝して、代々同じ大きさで建立します。
!三代続けて先祖の石塔より大きくしていくと…財産が減ります、または移転します、または怪我人、変死があります。

 

○両墓制(墳墓・二重枠)
埋め墓と清墓(参り墓)という風習があります。遺骨を埋め墓に埋葬し、その上に土を盛って墳墓として、祭祀する石塔のお墓を清浄な場所に建てます。供養塔を清浄に保ちご先祖様の霊を供養します。
地形を改善するために、運命的に周りからの災いを避けるために二重枠を設置します。地形が悪い墓地の方、事業家の方は必要です。

「日本人の墓所というものは、元は埋葬の地とは異なるのが普通であった。」(先祖の話 民俗学者 柳田國男)

○心が相に表れる
先祖供養で一番大切な事は、先祖に対する子孫の感謝の心です。生を父母より受けた私達は、父母や先祖に感謝するのは当然でしょう。
「吉相墓」は、子孫の親と先祖に対する“感謝の心”を形にしてお祀りします。
もし、亡き親の“趣味の心”や“職業”を形にして祀ると、将棋型や楽器、または酒樽などの「デザイン墓」になってしまします。それは先祖を祀る先祖供養の墓ではありません。
「死んだら自分は墓はいらないから、散骨してくれ。」では、「墓なし」の家庭になります。
家族の不仲の心。例えば「親と仲が悪かったから関わりたくない。」とか「死んだら家の墓に入りたくない。」などの“不仲の心”を形にしてお墓を造ると、祀り抜けがある「不仲の墓」となってしまいます。子孫はその不仲を相続し、いずれ相続者がそれを正すべき事になります。
「親の恩は海よりも深く山よりも高い」。先祖供養は親孝行であり、ご先祖様への報恩感謝ですから、お墓の祭祀はそれぞれの感情で祀るものではなく、感謝の心で祀るべき先祖をお祀りし、子孫への願いを込めて建立するものです。
「吉相墓」は、“不仲の心”をすてて、建立者の親と先祖への“感謝の心”でお墓を設計して、祀るべき父母先祖の幽界(ゆうかい)の名である戒名(霊名・法名・諡)を、石塔に刻んで顕界(げんかい)に顕現(けんげん)し、建立して供養します。
心は形にあらわれます。
「吉相墓」は、ご先祖様を祀り、子孫の繁栄と家系の安泰を願う大切な家の根であり、ご先祖様への感謝の心を形にしたものです。

 

 

○心が行いに表れる
お墓の建立は、あくまでも先祖供養の一過程であり、「吉相墓」を建立して「ご先祖様への感謝の心を形にしたから、これで終わり。」というわけにはいかないのです。
墓はたんなる石ではない、自分の親であり、先祖であり、人である。建立された石塔は、先祖を顕現(けんげん)したものである。「吉相墓」は、先祖に対する感謝の心がお墓に反映してこそ、「吉相墓」としての意味をもつようになるのです。
「吉相墓」を単なる「開運の塔」として所有して幸福を望むだけで、手を合わさず、掃除もしないて粗末に扱ったら“心の相が悪く”良い結果をもたらさない道理はおわかりになるでしょう。先祖を顕現したお墓を粗末にする事は、先祖を粗末にしている事になります。それでは先祖の加護を得て、家庭の幸福を得る事はありません。
「吉相墓」は、日頃から墓参し掃除をして、手を合わせ供養して、常にお墓を清浄な聖域に保つ必要があります。
礼拝の作法としては、お墓の正面にしゃがんで拝むように心掛けて下さい。立ったまま手を合わすのは、先祖を見下す姿勢になりますので控えて下さい。
「親孝行したい時に親は亡し」「石に布団は着せられず」。先祖供養の第一は親孝行です。両親が健在であれば、その両親に苦労をかけないことが、先祖崇拝の骨子です。
心は身にあらわれます。
先祖供養は親孝行であり、ご先祖様への報恩感謝ですから、子孫は先祖に対して“感謝の心と行い”を忘れる事がないように、日常の生活においても「吉相墓」を正しく祭って行かなくてはならないのです。